
支部長挨拶
広島県建築士会東広島支部会員の皆様におかれましては、支部活動に対し常日頃より格別のご厚誼を賜り心より感謝申し上げます。
この度、支部長を拝命しました。私は、19歳で旧大江建築設計室へ入社、33歳で代表を交代し現在に至っています。(社名変更し現在はアリクデザインスタジオ)入社当時の当会支部長は大江弘康で初代支部長を務めていました。その大江も今年4月14日に永眠してしまいました。生前は支部の発展に尽力していた姿を思い出しています。歴史ある支部が発展し継続していけるよう、力不足でありますが皆様の支えを頂きながら精一杯努めて参ります。
毎年法改正が有りますが、最近は特に実務に大きく影響の有る改正が多くあります。支部を通しての情報発信や勉強会など有益な情報交換ができる場を作っていきます。

昔からある言葉ですが「不易流行」が最近よく頭に浮かびます。意味は「いつまでも変わらない本質的なもの(不易)と、新しい変化やはやり(流行)の両方を大切にすること」です。
変えてはいけない事と変わらなければいけない事をよく考えるようになりました。
どちらかというと変わらなければいけない事が増えていて、変化に対しての選択肢に迷うことが多いです。
そして近年ではグローバル化も急速に進んでいます。組織の活性化・生産性の向上を目的として「DEI」という言葉が注目されています。DEIとは、Diversity(ダイバーシティ)「多様性」、Equity(エクイティ)「公正性」、Inclusion(インクルージョン)「包括性」の頭文字をとった言葉です。当会も多くの人が参加し多様な意見により活発で魅力的な活動をしていきたいと思います。
最後になりましたが、これからの建築士会東広島支部の更なる発展の為、皆様のご指導・ご協力をお願い致します。
令和 6年 4月 1日
東広島支部長 柳河 元木